HIROKOではなく、 ヒロコ の可能性
(10/30 ハッスル)


 2日ほど経ってしまいましたがハッスルハウスの感想をちょろっと書いてみたいと思います。意外と「語りたくなる興行」だったんです。

 ベストバウトは・・・「健想&ヒロコvs元彌」! 
 試合じゃないじゃん…ってそれでいいんです。ハッスルだから? そうじゃない。試合以外の部分が「ベストシーン」より「ベストバウト」と呼びたくなることがプロレスには多い。
 元彌と健想夫婦の舌戦は悔しいぐらいに「ゾクゾク」させるモノがあった。それぐらい完璧。
 和泉元彌にプロレス的ムーブを一切させなかったのも正解ですが、それ以上にゲイシャガール・ヒロコのアピールが素晴らしかった。 

 「あのモヤシが健想さまと戦うなんて600年早いんじゃ、ボケ!」
 「和泉さんをボコボコにするつもりはありません。お命頂戴申し上げます」
 滑舌がいいのはもちろんですが、観客の空気をグッと掴んでから抜群のタイミングで罵ってくる。これはなかなかできません。
 「WWE仕込み」という言い方もあるでしょうがアメリカにおける「HIROKO」はオリンタル・ムードが強調され、それほど目立つアピールはありませんでした。
 まぁ、“台詞”はあったんですけども英語ですから細かい雰囲気が日本人の私には伝わってこない。それだけに今回のヒロコさんはWWEと同じゲイシャ姿とはいえ、まったく新しいキャラとしてスーパー・インパクトを与えてくれた。

 「HIROKO」ではなく“シャベリ”と言う新たな武器を引っ提げた「ヒロコ」のデビュー戦!

 ワイドショーでも元彌を差し置きガンガン取り上げられてます。もはや「ハッスル勝ち組」となるのは間違いなし。ハッスルマニア終了後は海外を転戦するようですが…日本マット、そして芸能界がほっておかない気がする。
 来年はどうなってるでしょ。新日本は健想ブッキングしないで失敗したな…。まぁ、新日本で使っても持ち味は出ない気がするが。


 もう一つ、天龍源一郎について。
 大ハヤブサとしての登場は田中将斗&金村キンタローという元FMW勢を相手にする流れからだったのか。結局は自ら素顔になって「別人モード」を拒否。周りが思っている以上に本気なんでしょう。
 マニアのカードは「田中&金村vs天龍&安田」。他と比べればムチャクチャまともな組み合わせ、普通に終わるわけがない。ココにどんなハッスル風味付けが加わるか…。楽しみのような恐いような。

 チョット気になるのはNOAHとの関係。サップ参戦があったりでK-1寄りになったNOAH、DSE系の団体と両立は難しいかもしれない。
 そう言えば、今回の天龍vs三沢は突然決定したような印象がある。大阪では小橋が天龍と握手した。なんとなく・・・。
 天龍の付き人を務めるドラゲー勢はどうなるのか。うーん、NOAHがK-1vsPRIDEを軸とする抗争に入れられてしまうのは残念。

 さて・・・ハッスルハウスの感想を書くと言いながら、試合については一つもふれなかったぞw まぁ、いいでしょ。
 面白い試合もありましたけどね。

 明日のハッスル・青森大会は速報しません。夕方家にいないんで・・・。
<コメント>

これで、夫の方がこれに報いる試合してくれれば・・・。

>K-1とDSE系とNOAH
NOAHは囲い込みをしないんで、どういうスタンスになるかわかりにくいんですが、一つの基準として杉浦が今後どっちの総格イベントに出るか興味あります。
それに関しては、DSE系と関係が深いですから。
投稿者:WH
当たりましたよ、ハッスル13。PPVで見ていても面白かったんですけど、観に行った友だち夫婦、さっそく絶讃メール送ってきました。インリン様は、和にするとちょっとエロ過ぎるとは言ってましたが(笑)、登場時の観客殺到ぶりが、かなり凄かったそうです。しかしホップ・ステップと来たので、いよいよマニアが大勝負ですね。
投稿者:文字化け経験者
>WHさん
杉浦はどうですかねぇー。大晦日もないような気はしますが。

>文字化け経験者さん
インリン様のエロ度は青森の方が上だった気がします。
投稿者:
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