クリス・ベノワ さん検死結果について
(07/22 WWE)
▼アナボリック・ステロイドは陰性▼
7月19日、ニュースクリップにupした以下の記事、私の方でミスをしました。
クリス・ベノワ 薬物反応で陽性、数値が異常に高かった・・・ [ プロレス専門BLOG:ブラックアイ2 ]
ベノワさんの検死結果の記事を読み、以下のような文を書きましたが。
これによって、WWEが行っているドーピング検査が信用できなくなってしまった。ベノワさんの事件を超えて、WWE自体にも・・
ベノワさんの事件をキッカケにWWEがピンチなのは間違いないのですが、今回の検死結果だけで「WWEのドーピング検査」が信用できなくなった」とするのは乱暴すぎます。
また、リンク先の「ヒロシです(涙)。」さんの記事に問題があったわけでもありません。
ベノワさんの事件については慎重に取り上げなければならないのですが、誤解を招くような書き方をしてしまいました。申し訳ありませんでした。
情報を頂いた山ウニさん、ありがとうございました。
で、ここでは、WWEモバイルのページより(先月から加入)、検死結果の内容について書き出しておきます。
これは公式な発表です。7月18日の更新分より。
クリス・ベノワの体内からは、ヒドロコドンとザナックスが検出されたが、両方とも治療レベルの量だった。
彼の体内から唯一検出されたステロイド物質は男性ホルモンの一種であるテストステロンであった。この検出量は高度であったため、ベノワは同物質を死の前に服用していと思われる。
検出された「テストステロン」は、ある程度人体で自然に生成される物質ではあるが、普通の人間が1:1〜1:2なのに対し、ベノワさんは1:59という異常に高い数値だった。
「治療範囲か行き過ぎか」という点で議論になっている。
それを受けてWWEが声明を出します。
WWEは先に発表されたクリス・ベノワの薬物検査レポートから、テストステロンについては陽性、アナボリック・ステロイドには陰性の結果が示されたことを理解した。
エージス研究所により2007年4月に行われたベノワ氏のドラッグテストでは、両方のステロイドについて陰性を示した。
今回の結果により、ベノワ氏が上記テストが行われた07年4月以降、死亡以前にテストステロンを摂取したことが明らかになった。
WWEはベノワ氏とオースティン医師の間でのやりとりについて現在、当局による調査が行われていることを理解しているが、同医師が07年4月以降にベノワ氏に対し、テストステロンを処方していたかはわからない。
約20年に渡り、我々は契約アスリートに対し、健康面での注意を喚起しており、世界最先端レベルのドラッグテスト機関であるエージス・サイエンス社のデビット・L・ブラック医師監修のもと、2006年2月にウィルネス・プログラムを採用するのに先駆けて、1987年よりドラッグテストを実施してきた。
WWEは我々のウェルネス・プログラムは、プロスポーツ界において同等レベルのものであり、WWEスーパースターに対しても有効的なものであると信じています。
WWEは「07年4月の時点ではテストロンは陰性だった」と発表。07年4月〜6月の短い期間で使用したのではないか、と判断。
また、テストロンが激昂する原因となるかは分からないという。
これ以降は情報混乱。
「WWEのテストは信用できない」とか、「検査の結果に矛盾がある」とか、「テストステロンとアナボリック・ステロイドを区別するのはおかしい」とか。
ベノワさんどうのというより、WWEが批判の的となっている。 正直、日本にいると何が起こってるのかよくわかりませんが、ステロイド問題でWWEが強烈なバッシングを食らってるのは確か。
ネガティブな話題は株価に即反映されます。これがとにかくWWEにとってはヤバイ。
何とか乗り切る道はないのだろうか。そりゃステロイドは撲滅するべきものなんだろうけど(医療用は除く)。
今週、ジョン・シナはCNNのラリーキング・ライブ(超有名番組)に2度目の出演。
検査結果を受けて「メディアが闇雲にステロイドと事件を結びつけようとすることに脅威を覚える」と発言。
まだ、いろいろ続きそう。
※参考: Raw is Dolie
ところで、私がWWEモバイルに入った理由はクリス・ベノワの着メロが欲しかったから。週プロもkamiproも6月末の時点ではなかったんですよね。
<コメント>
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