バトラーツ でバート・ベイルのトークショー開催
(07/08 U-STYLE・UWF)
▼MMA創世記、主役になり損ねた?男▼
96年に村上一成(現・和成)と
金網で対戦。
7月21日に開催される格闘探偵団バトラーツ・越谷桂スタジオ大会の全対戦カードが発表された。
セミ前には、藤原喜明・組長と懐かしのU系常連外国人、バート・ベイルが特別トークショーを行う。
バート・ベイル・・・、懐かしい・・・。
経歴をまとめてみます。
バート・ベイル:kfa
バート・ベイル(BART VALE)
出身:アメリカ
生年月日:1957年5月4日
身長:191cm 体重:114kg
タイトル暦:IFCAヘビー級チャンピオン(98/10月現在)
そのほか私の記憶を頼りにプロフィールを追加。間違いありましたら指摘してください(歓迎)。
■1988年、第2次UWFに初来日。
マーシャルアーツがバックボーン。当時としては珍しい蹴りを使う外国人。1990年の解散までほぼレギュラーとして来日するも、これと言った実績・名勝負は残せず。
■1991年、プロフェッショナルレスリング藤原組に参加
U3派分裂後、カール・ゴッチと藤原組長の関係から、ほとんどの外国人は藤原組に流れた。
・・・確か、旗揚げ戦のメインは「藤原vsベイル」「船木vsベイル」だったような気がする。
藤原組ではメイン戦線で活躍する。
■1992年3月20日 アメリカでバート・ベイル主催シュートファイティング興行開催
藤原組メンバーが中心となり、アメリカで初のU系興行を開催。
メインでは、バート・ベイルと藤原喜明が「シュートファイティング世界ヘビー級王座」を懸けて対戦。
○バート・ベイル(12分25秒 左ハイで場外に落ちて→KO)●藤原喜明
事実上、リングアウトでベイルが勝利している。
船木と異種格闘技戦を直前に控えていたロベルト・デュランが観戦。
■1993年、リングス参戦
船木、鈴木らが退団(パンクラス設立)後も藤原組に参戦し続ける。
藤原組がリングスと交流をもつようになったことで、リングス参戦が実現。
以下が対戦結果(参考:よろず屋☆あべにいのぺえじ☆)
1993.4.24 ○ 横浜 ハンス・ナイマン <8分35秒> 顔面絞め
1994.1.21 ○ 武道館 ピーター・スミット <5分12秒> 裸絞め
1994.3.19 ● 横浜 ディック・フライ <3R1分32秒> KO
1994.10.22 ○ 福岡 成瀬昌由 <7分4秒> 肩固め
1995.3.18 ● 有明 ビターゼ・タリエル <2分28秒> KO
1996.5.25 ● ロシア アンドレイ・コピィロフ <4分41秒> 腕固め
リングス戦績 6戦3勝3敗
UWFまでの実績はこんな感じ。
それほど名勝負があったわけではないんだが・・・藤原組ではメイン級に度々登場。
▼時代はMMAへ▼
パンクラス旗揚げ&第1回UFCが1993年。それ以降、アメリカではMMA系の団体が続々と誕生する。
新興団体WCCはPPVも入るビッグイベント。規模だけだったら初期のUFCに負けてなかった。その団体が“エース”として指名したのがバート・ベイル。
ダン・スバーンに次ぐアメリカン・ヒーローになろうと、スバーンは本気で(?)MMAに踏み出した。
■1995年10月7日、「WCC1」出場
トーナメント1回戦=22分1本勝負
○バート・ベイル(7分10秒 肩固め)●マイク・ビトーニオ
※この試合でベイルは顔面を負傷、2回戦を欠場。
※マイク・ビトーニオはハワイ出身、「カプ・クイアルア」なるサモア人に伝わる総合格闘技の使い手。この試合以外に実績なし。
※このトーナメントの優勝戦はこちら。
トーナメント=決勝戦=22分1本勝負
○ヘンゾ・グレイシー(2分47秒 試合放棄)●ジェームス・Jr・ワーリング
大会前はヘンゾとベイル“のみ”が登場するCMがテレビでバンバン流れたそうです。トーナメントの主役として期待されたが・・・ケガで棄権。
ヘンゾはこの優勝で世界に名を知らしめた。
翌年もチャレンジ。ここで日本の村上と対戦。
■1996年10月18日 エクストリーム・ファイティング
ヘビー級ワンマッチ=5分3R
○村上一成(1R4分31秒 パウンド→TKO)●バート・ベイル
ちょっと名前は違いますが、現BML社長・村上和成が対戦相手。当時はほとんど無名に近かった村上、おそらくはベイルの噛ませ犬として呼ばれたのではないかと思うが・・・4分で村上が完勝。
フロントチョークで一瞬のチャンスもつかみかけるが・・・最後はボコボコ。
観客の落胆ぶりは凄まじかったらしい・・・。
当時の格闘技通信は「いかにベイルが総合格闘技のベ−スを知らないか」と>
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