マッスル ハウス4観戦記〜本気で目指すぞ武道館
(05/06 DDT)
けば感動に繋がるし、そこに登場する人たちは格好良く見えるもんですよね。



 幽霊となった大家。塩の清めも元々塩分
高いためか効果なし
 今回は「プロレス」と真っ向向き合い、「闘い」が大きな感動を生んだ。
 スローモーションを拒否したりすることは、これまでのマッスルを否定することになるのかもしれないが・・・まぁ、そんなことを言う権利はマッスル坂井・本人以外にはないでしょうね。
 試行錯誤を続ける中で、これだけ続けて外さない、やはり坂井さんは「天才」なんでしょうか?

▼マッスルに、プロレスに足りないもの▼

 休憩明けに流れた「マッスル過去映像まとめ」のVは、DSE最終興行「PRIDE.34」で流れたオープニングVをパクったものだった。
 「パクった」と言っても、その完成度は高くジックリ見入ってしまう内容。
 あの映像を作ったのには、それなりに意味があったようで・・・。

 ここで煽りVアーティスト・佐藤大輔氏と、PRIDE.34の煽りVについて書かれた坂井さんコラムを一部引用。

 「kamipro hand」で連載中、「マッスル坂井のザッツ・エンターテイメント」。第35回の「ドラゲーとの合同興行とVIVA!佐藤大輔」の巻(バックナンバーで探してください)。

 まず、吉田秀彦vs小川直也(2005年)の煽りVを見て・・・。

 「PRIDE」の中では二ヶ月前の記者会見からしか存在しないはずの二人の遺恨の歴史も、柔道時代から掘り起こせば20年に渡る長い長い抗争のクロニクルになりうるのだという大胆な演出方法に僕はえらく度肝を抜かれました。
 本来ならそういった抗争のドラマはプロレスというジャンルで描かれるものであり、プロレスのリングでこそがこうした世紀の一戦を実現させうるものでした。
 だから大晦日の地上波という究極のゴールデンタイムで日本中にこの映像が放送される現実を目の当たりにして、「いよいよプロレスってのは終わっちゃったのかなぁ」とひどく絶望した記憶があります。そういった開き直りがあったからこそ、僕も「マッスル」でメチャクチャなことをやれるようになったものだし、それでもプロレスのリングでしか作れない感動はないだろうかと試行錯誤することで新しい表現方法を発見したりするわけです。
 次にPRIDE.34のオープニングVを見て。

 これを見た次の日に僕は、DDT&マッスルの映像スタッフを集めて、みんなで何度も繰り返してこのVTRを見ました。いまの僕らに足りないものや、大げさに言ってしまえばプロレスに足りない何かがこれに隠されている気がしてならなかったのです。
 プロレスに足りない何かは見つかったんでしょうか。何にしても、坂井と鈴木がリング上で向かい合った瞬間のゾワゾワ感は大事です。

 天才vs天才、M坂井と佐藤大輔氏のコラボが何か見たい。



 フィギュアスタイル演技?中。
▼武道館を満員に▼

 フィギュア方式の試合も完成度が高く、裏の苦労が垣間見える感じで良かった。あれだけで一つ興行を作ってもいいぐらい。
 クルクルバット・デスマッチがYoutube?にupされ、各国のマニアやレスラーを驚愕させたように、フィギュアスタイルの映像もアっという間に世界へ広がっちゃいそうな予感しています。言葉関係ないからね。

 さて、武道館はどうなりますか。
 「DDTが全面バックアップします」とか「プロレスもしっかりやります」というようなことは、マッスルファン、DDTファン、そしてプロレスファンへ向けての決意表明であったのだろう。本気でやりますよ、と。
 ただ、武道館を満員にするならば一般層を引き込む更なる仕掛けが必要となる。実際のところ、シアター形式にすれば1万人は入れなくても格好はつくかもしれないが、対世間へ向けてのマッスル流のチャレンジは見てみたいわけで。
 まぁ、その辺は計算済みかな・・・と、またプレッシャーをかけておく(笑)。

 とにかく、今回は抜群に面白かった。
 一つだけ文句言うなら、メガネが頭からヤバイ角度で落っこちた点だけですね。あれじゃ、鈴木みのるに「プロレス舐めてるよな」と言われても仕方なし。まぁ、プロレスできる人ばっかり集めるってのも…それっぽさが薄れるんでアレですが。
 「捏造」や「やらせ」もマズイですけど、「大ケガ」や「事故」でも番組潰れますんで。

▼次回は9月に3連戦▼

 なお、翌日の名古屋公演も、ほとんど同じ内容だったとか(笑)。鈴木みのると2日続けてシングルって、なかなか出来んよ(笑)。

スポーツナビ | ニュース | みのる再びマッスル上陸、追加公演でも坂井に快勝=5.5マッスル名古屋
 松野さんが出てないな・・・。

 もう一つ、マッスル次回大会は9月>
[P.2/3]
<コメント>

スポナビの記事で、
名古屋の第1フィギュアが飯伏幸太、大家健になってますが、
ディファカップのためディーノ、大家健でした。
投稿者:ひろ
>ひろさん
なるほど。だいぶ内容変わりそうですね(笑)。
ちなみに松野さんはイス攻撃で頭が割れてドクターストップだったそうです・・・。
投稿者:
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